2010年6月16日水曜日

トロッコ

芥川龍之介の「トロッコ」。実際に乗れたらいいなと思っていたけれど、まさか40代を目の前にして乗る機会があるとは思わなかった。
友達の紹介で、鎌倉の豪邸で仕事が入った。一人暮らしのご老人が引っ越しをするので、家財を片付けたいというのだ。壺や花瓶などをオークションに出したいとの依頼で、その撮影と片付けに立ち会う。
彼女が住むのは山上の豪邸で、階段を上ると5分くらいかかるらしい。崖に設置されたトロッコにまず目を見張る。ボタン一つで上昇するトロッコの轟音。箱だけなので周りには天井や壁がない。心もとないまま傾斜を上がると、広いポーチに到着。
家の中には大きな壁画や壺が沢山飾ってある。古い掛け軸や美術館級の大きさの絵画を次々に運んだ。特に驚いたのが飾り棚。絵皿や花瓶が置いてある中の仕切り板の下からライトアップされている。節電とは無関係のお宅らしい。このセレブ級のものたち、果たして売れるのか…。